夏の日除けや冷房対策に!簡単大判ストールの作り方

完成サイズ:2m × 生地幅
これから暑くなる夏に向けて、簡単に作れる大判ストールの作り方をご紹介します。
ストールは夏の強い日差しを遮ったり、屋内の冷房による冷え対策にも使える便利なアイテム。大判サイズならひざ掛けとしても使えますし、小さなお子さんがいるご家庭ではベビーカーやチャイルドシートにさっとかけて暑さや寒さを調節できます。
生地の幅そのままで作るので、1時間ほどで完成。はじめての方でも失敗しません。夏らしく透け感のある薄手の生地や、肌なじみのよい柔らかい生地がおすすめです。
※記事の後半に生地幅を小さくする場合の作り方もご紹介しています。
準備するもの

- 生地 150〜210cm × 生地幅
- 目打ち
- メジャー、定規
- ハサミ
- チャコペン
- ゴミ箱(糸くずがたくさん出ます)
- 【サイドを三つ折り仕上げにする場合】アイロン、スプレータイプのアイロン用洗濯のり(あれば)、クリップ(まち針でもOK)、ミシン
生地のサイズは実際に肩にかけて長さやボリューム感を確かめて、自分の身長や好みに合わせて決めてください。
おすすめの生地
[product:テンセル-シルク-ローン] [product:3774] [product:3250] [product:4051] [product:9000-1-f]早速大判ストールを作ってみよう
大判ストールを作る工程は大きく分けて2つだけです。
- 生地の目に沿って裁断する
- フリンジをつくる
この2つの工程についてゆっくり見ていきましょう。
1. 生地を裁断しよう
今回は2m × 生地幅で作ります。お店でカットしてもらった生地も、実は布の目に対してゆがんでいることがほとんど。まずは布の目に対して平行にカットしていきます。


上下どちら側でも構わないので、切り口に近いところで切れていない横糸を探し、目打ちを使って横糸を1本ゆっくりと抜いてください。途中で切れてしまったら、もう一度切れたところから横糸を引き出して抜きます。


横糸を抜いたところに沿って生地をカットします。


先ほどカットした生地の端から2m(作りたい長さ)を測り印をつけて、目打ちを使って印の位置の横糸を1本ゆっくりと抜きます。
生地を注文したサイズそのままで作る場合は、測らずに上下とも切り口付近で切れていない横糸を抜いて、生地をカットしてしまってOKです。

先ほどと同様に横糸を抜いたところに沿って生地をカットします。

これで生地の目に沿って裁断できました。
2. フリンジを作ろう

生地の上下にフリンジを作っていきます。まずはフリンジの長さを決めて上下に印をつけます。今回は2cmのフリンジにするので、生地の端から2cmのところに印をつけました。


目打ちを使って生地の端から横糸を抜いていきます。初めのうちは3〜4本でも簡単に抜けますが、抜きにくくなってきたら生地の耳を持って、あまりしわを寄せすぎないように少しずつ伸ばしながら1〜2本ずつゆっくり抜きましょう。巾着袋の紐を引くような感じで糸の向きと平行に引いていきます。途中で糸が切れたら、もう一度切れた糸を目打ちで引き出して抜いてください。

ダブルガーゼなど生地の端が筒状になっている場合は、先に耳の部分に縦に切り込みを入れると横糸が抜きやすくなります。

上下とも印のところまで横糸が抜けたら、あっという間に完成です!

ボリューム感のあるストールなので、しっかりと日差しから守ってくれます。

ひざ掛けにするのにも十分な大きさです。
生地幅を小さくする場合

完成サイズ:180cm × 70cm
生地幅そのままだとボリュームがありすぎるという方のために、2種類の作り方をご紹介します。生地の雰囲気やお好みに合わせて選んでください。
サイドフリンジ仕上げの作り方
ミシンを使わずに、両サイドもフリンジで仕上げる方法です。上で行った横糸を抜く作業を、縦糸でも同じように行うだけなので簡単にできます。

手順1:生地の目に沿って裁断します。上下の長さはゆがみを考慮して、作りたい長さよりも5cmほど長めにカットしておきます(今回は185cmでカット)。

生地の端に耳がある場合は、耳を避けて生地の端と平行にカットします。


耳がない場合は、切り口に近いところで切れていない縦糸を探し、目打ちを使って縦糸を1本ゆっくりと抜いてください。縦糸を抜いたところに沿って生地をカットします。


カットした生地の端から作りたい幅(今回は70cm)を測り印をつけ、目打ちを使って縦糸を1本ゆっくりと抜きます。

縦糸を抜いたところに沿って生地をカットします。

これで縦の目に沿って裁断できました。

生地の上下の裁断方法は上の「生地を裁断しよう」と同じです。生地の横の目に沿って裁断してください。


手順2:上下左右の生地端にそれぞれお好みの長さでフリンジを作ります。フリンジの作り方は上の「フリンジを作ろう」と同じです。こちらでは上下左右とも3cmのフリンジを作りました。
縦の糸は長さがあるので少し大変ですが、焦らずゆっくり丁寧に抜いていきましょう。


くしゃくしゃ感を出したくて洗濯機で洗ってみました。ダブルガーゼの優しい風合いが出ています。

縦と横に出てくるフリンジがかわいらしいですね。
サイド三つ折り仕上げの作り方
生地の両サイドを三つ折りにしてミシンで縫う方法です。張りのある生地や、きちんとした印象のストールにしたい方におすすめです。

手順1:生地を裁断します。左右は完成サイズ+2cmでカット。上下はゆがみを考慮して5cmほど長めにカットしておきます(今回は72cm × 185cmでカット)。
左右の長さは縦の目に沿っていなくても、まっすぐにカットできていれば大丈夫です。

上下の裁断方法は上の「生地を裁断しよう」と同じです。生地の横の目に沿って裁断してください。

手順2:裁断ができたら、上下の生地端にお好みの長さでフリンジを作ります。こちらでは上下に1.5cmのフリンジを作りました。

手順3:両サイドにアイロンをかけます。生地の裏側が上になるように置き、両サイドを内側に5mm折ってアイロンをかけます。
アイロンをかけるときはアイロン定規があると便利です。市販のものでも、厚紙に寸法を書いたものでもOK。

薄い生地や柔らかい生地は5mm幅だとアイロンをかけにくいことがあります。そんなときはスプレータイプのアイロン用洗濯のりを生地の端にスプレーしてからアイロンをかけてみてください。しっかり折り目がつき、縫うときも生地に張りが出てかなり縫いやすくなります。それでも難しい場合は、折り目の幅を1cmにして作りましょう。

先ほどアイロンをかけた場所をもう5mm内側に折りアイロンをかけます。これで5mmの三つ折りになりました。


両サイドに折り目がついたら、折り目がずれないようにクリップで止めて、内側の折り目から2mmくらいの位置を縫います。
薄くて柔らかい生地を家庭用ミシンで縫う場合、縫いはじめの返し縫いで生地が針穴に巻き込まれることがあります。スプレータイプのアイロン用洗濯のりでアイロンをかけておくか、生地の裏に薄い紙(ハトロン紙やクッキングシートなど)を重ねて縫うと上手くいく場合があるので試してみてください。

両サイドの三つ折りが縫えました。

ダークカラーで張りのある生地なので、Tシャツの上に羽織ってもきちんとした印象に。フリンジが黒なのもおしゃれですね。
フリンジアレンジ

ここまでは短めのフリンジをメインでご紹介しました。ここからは長めのフリンジ(5〜15cmくらい)で作る場合の簡単なアレンジ方法を2つご紹介します。少し時間がかかるので、音楽でも聴きながらのんびり作ってみてください。

どちらのアレンジもフリンジを作るところまでは同じです。長めのフリンジができたら、フリンジの根元にメジャー付きのマスキングテープを貼ってからアレンジしていきます(写真は6cmのフリンジ)。メジャー付きのマスキングテープは100均(ダイソーやセリア)でも売っています。
アレンジ1:根元で結ぶ


マスキングテープの目盛りを参考にお好きな間隔でフリンジの束をとり、指先でねじってまとめてから根元で結んでいきます(写真は1cm間隔)。

すべて結び終わったらマスキングテープをはがして完成です。はがすときに粘着面で糸を引っぱらないように注意してください。

アレンジ2:ねじって結ぶ

作りたい間隔(今回は1cm)でフリンジの束をふたつに分けて、それぞれを時計回りに強めにねじります。


先ほどねじったふたつの束がひとつになるように、今度は反時計回りにねじっていきます。フリンジがひとつの束になったら端を結びます。この作業を繰り返してください。
ふたつの束をねじるのがうまくできない場合は、クリップを使ってねじるとやりやすくなります。


※クリップでねじる場合は、手でねじるよりも根元が少しゆるい仕上がりになります。

すべてねじって結んだらマスキングテープをはがして完成です。


