縫い代付き型紙を使って簡単に作れる、大人用ゆるワイドパンツの作り方をご紹介します。
ウエストゴムで楽ちんな、リラックス感のあるたっぷりとしたワイドパンツです。幅が広いので、生地の表情がよく出ます。両サイドには、あると便利なポケットが付いています。
生地によって、綺麗めなワイドパンツにもなりますので、お出かけ着にもなります!着画はこちらでご紹介しています。
コットンツイルで作りました
ハリの弱い柔らかめのツイル地なので、程よいボリューム感です。両脇にはポケットが付いています。
ツイル特有のツヤが綺麗な生地です。
シャツコーデュロイで作りました
ゴム通し口を大きくして3cm幅のゴムを使いました。
後ろ側です。柔らかく、艶感の美しい生地です。
綺麗めな仕上がりにしたかったので、ウエストベルトはステッチを出さない落としミシンにしてみました
ポケットの袋布はリバティを使いました。自分からしか見えないのですが、お気に入りの生地を使うと気分が上がります♪着画はこちらです。

コットン 21ウェール シャツコーデュロイ 50cm単位 【商用可能】
使用した生地
ブロンド
商品番号 8200 ¥1,045税込
材料など
今回使った生地と型紙

コットン 21ウェール シャツコーデュロイ 50cm単位 【商用可能】
使用した生地
ブロンド
商品番号 8200 ¥1,045税込
ゆるワイドパンツの作り方
ゆるワイドパンツの作り方には5つの工程があります。
- 型紙を用意する
- 生地を裁断して、アイロン処理する
- 前パンツにポケットを付ける
- 前後パンツを縫い合わせる
- ウエストベルトを作って、ゴムを通す
①と②の縫うまでの準備をしっかりやっておくと、スムーズにミシンで縫えて綺麗な仕上がりになりますよ〜!
1.型紙を用意する
型紙をカットまたは写し取る
作りたいサイズの線で、型紙を切り取ります。複数サイズを作りたい場合は、模造紙やハトロン紙などに写して使ってください。型紙はこちらから購入できます。前パンツ・後ろパンツ・ウエストベルト・ポケット袋布・ポケット脇布の全部で5パーツです。
ウエストベルトの型紙にある、ゴム通し口の印を外側に向かって延長しておきます。
2.生地を裁断して、アイロン処理する
裁断する
型紙に印刷されている配置図を参考にして、裁断していきます。今回は110cm幅の生地を使って、Mサイズを作っていきます。
方向性のある生地の場合(コーデュロイ等)、配置図のように前パンツと後ろパンツの向きを逆にはせず、同じ向きで裁断してください。
生地を中表に50cm、二つ折りにします。この時、折山と生地の耳が平行になるようにしてください。
生地を二つ折りできたら、生地の折山と型紙の地の目線が平行になるように、ポケット袋布と脇布、前パンツの型紙を置き、裁断します。
裁断できたら、型紙を外さずにそのまま、合印(小さな切込み)を入れます。前パンツは4か所、袋布と脇布はそれぞれ2か所です。
続いて、同じように生地の折山と型紙の地の目線が平行になるようにして、後ろパンツの型紙を置き、裁断します。
裁断できたら、合印(2〜3mmほどの切込み)を入れます。後ろパンツは3か所です。
ウエストベルトを裁断する
二つ折りにしていた生地を広げ、生地の表を上にした状態にして、ウエストベルトを裁断します。生地の耳と型紙の地の目線が平行になるように、型紙を置いて裁断します。
ベルトが裁断できたら、合印を入れます。ゴム通し口2か所×2、左脇、CF(前パンツ中心)、右脇、CB(後ろパンツ中心)の8か所です。
アイロン処理をする
裁断と印付けができたら、裾や布端をアイロンを使って折っておきます。
パンツの裾を折る
前パンツの裏が上になるように置き、裾全体を1cm折ります。
1cm折れたら、1.5cm折ります。1cm→1.5cmの三つ折りになります。後ろパンツも、同じように裾を折ってください。
ベルトをアイロンで折る
ベルトの裏を上にして、横長になるように置き、合印がある方を1cm折ります。反対側は1.5cm折ります。
ベルトの上下端が折れたら、その状態のまま半分に二つ折りにし、アイロンをあてます。
ベルトのアイロン処理ができました!
3.前パンツにポケットを付ける
前パンツと袋布を中表の状態で合わせ、ポケット口を縫い代1cmで縫います。2か所ある合印を合わせてください。
縫い代をパンツ側に倒します。
袋布を前パンツの裏側に返し、アイロンでおさえます。この時、前パンツの表側の生地が1mmほど見えるようにおさえます。
袋布と前パンツの上端を合わせ、表側から縫い代5mmでポケット口を縫います。
袋布と脇布を中表の状態にして、ウエスト側の合印と生地端を合わせて重ね、縫い代1cmで縫います。
縫い代は2枚一緒にジグザグミシンをかけます。
ポケットの部分がペラペラしないように、縫い代5ミリで前パンツに縫い止めます。 もう片方の前パンツも、同じように袋布と脇布を付けてください。
4.前後パンツを縫い合わせる
脇を縫う
前後パンツを中表に重ねて生地端と合印を合わせ、脇を縫い代1cmで縫います。 アイロンで折っておいた裾は開いた状態で合わせてください。 縫い代はジグザグミシンをかけ、後ろパンツ側に倒します。
重ねるのは、前後パンツです。前パンツ同士、後ろパンツ同士を合わせないように気を付けてください。
もう一組も同じように脇を縫ってください。
股下を縫う
股下の生地端と合印を合わせ、縫い代1cmで縫います。縫い代は2枚一緒にジグザグミシンをかけてください。
縫い代は後ろパンツ側に倒します。
裾を縫う
最初にアイロンでつけた線の通りに裾を折り、まち針で固定します。
折った内側の端から1〜2mmの場所をぐるっと1周ミシンで縫います。パンツを一度表に返して縫うと、縫いやすいです。
股ぐりを縫う
縫い合わせた前後パンツを中表に重ねて、股ぐりを縫い代1cmで縫います。補強のため、同じ場所をもう一度縫います(重ね縫い)。
縫い代は2枚一緒にジグザグミシンをかけます。
縫い代を右パンツ側に倒します。
股ぐりを縫い終わり、パンツ本体が縫えました!
5.ベルトを作って、ゴムを通す
ウエストベルトを作る
ウエストベルトを作ります。中表になるように、ベルトの短辺を合わせて生地端を揃え、固定します。アイロンで折っておいたところは、開いた状態で固定します。
固定できたら、ゴム通し口をあけて、縫い代1cmで縫います。アイロンで折っておいたところは、開いた状態で縫います。
縫い代を割ります。
ウエストベルトが輪っか状になりました!ゴム通し口の部分はあいている状態です。
パンツにウエストベルトを付ける
パンツとウエストベルトを中表の状態にして、合印を合わせて固定します。ベルトは、ゴムの通し口がある方が下側になります。アイロンで折った部分は開いた状態で固定します。
パンツとウエストベルトを固定できたら、縫い代1cmでぐるっと1周縫います。
ウエストベルトをアイロンで折っておいた線で、山折りにします。
パンツの表側から、まち針でベルトとスカート本体を固定します。
ウエストベルトとパンツを固定できたら、表側のベルトの端から1〜2mmをぐるっと1周縫います。
ウエストベルトの端が縫えました。表側と裏側はこんな風になっています。
縫い代1.5cmでベルトの真ん中を一周縫います。2本のゴムの通り道になります。
ここはゴムの通り道になる部分です。ゴムの幅より狭くなるとゴムが通らなくなってしまうので気を付けてください。
あけておいたゴム通し口から、ゴムを通します。もう一方のゴム端は、中に入り込んでしまわないようにクリップ等で止めておきます。
ゴムの端を1cmほど重ねて、縫い止めます。ミシンで縫いづらい場合は、手縫いでも大丈夫です。
もう1本のゴムも、同じようにゴム通し口から通し、ゴム端を重ねて縫い止めます。
出来上がりました!
着画
コットンツイル
ナイロンウェザーで作ったブラウスと合わせてみました!
ツイルだと、裾広がりの直線的なシルエットが出ます。上品なツヤ感のある生地なので、カジュアル過ぎない仕上がりです。
脚や腰回りのラインを拾いづらい、安心な生地感です♪
ワイド感はこんな感じです。
ウエストインしてみました。
分厚いタイツを履いても響かない、たっぷりワイドなパンツです。下記のコーデュロイと比べると、かっこいい印象です。
シャツコーデュロイ
ツイルと比べると、すとんと落ちるシルエットです。
柔らかい生地を使うと、パンツ幅のボリュームが出過ぎず綺麗めな仕上がりです。
ワイド感はこんな感じです。
ウエストインしてみました。視線が上に上がるので着痩せして見えます。
落ち感のある生地だと、柔らかいシルエットが出ます。

コットン 21ウェール シャツコーデュロイ 50cm単位 【商用可能】
使用した生地
ブロンド
商品番号 8200 ¥1,045税込
生地などの表側を内側にして畳んだり、それぞれの生地の表同士を合わせたりすることです。