1枚の布で簡単に作れて、手首を華奢に見せてくれる大人用七分袖ブラウスの作り方をご紹介します。
1つのパーツで作れるので、裁断が楽ちんです!とにかく簡単な作り方で、工程も少なくあっという間に完成します。衿ぐりはバイアステープ(裏バイアス)を使ってスッキリ仕上げます。
袖付けも肩の縫い合わせもない、簡単な作りのブラウスなので、生地選びが一番のポイントです。質感が良く、ハリの弱い生地を使うのがおすすめです!
M〜Lサイズ位のフリーサイズです。
刺繍生地で作ってみました
刺繍生地(591)で作ってみました。薄地で柔らかい生地で作るのがおすすめです。
シンプルな形のブラウスなので、刺繍のぽこぽこした立体感が映えます♪たっぷり刺繍が入っていますが、甘すぎないデザインなので、大人でも気兼ねなく着られるちょうど良い可愛さです。
衿ぐりが広めなので、スッキリ見えます。
お尻が隠れるくらいの、安心感のある丈です。刺繍がある分、程良いハリがあるので、生地の広がりでベルスリーブっぽく見えます。
リバティで作ったフレアスカートと合わせてみました。薄地のブラウスなので、インしてもゴワゴワしづらいです。
刺繍生地の商品ページはこちらです(591を使用)。
ナイロンウェザーで作ってみました
ナイロンウェザー(ブラック)で作ってみました。刺繍生地よりも薄手で落ち感があるので、綺麗めな落ち着いたシルエットが出ます。生地が軽いので、着ていて楽ちんです。
衿ぐりはバイアステープを使って、スッキリ仕上げます。
ストンと落ちる生地なので、ボリュームが出過ぎず、綺麗めに着られます。
ドルマンスリーブですが、生地が薄くて柔らかいので、脇の部分がゴワゴワしません。お尻が隠れるくらいの安心な丈です。
綿ポリダンガリーで作ったタックスカートと合わせてみました。
タックの中縫いがあるおかげで、ウエストまわりスッキリの綺麗なXラインが出ます♪
ナイロンウェザーの商品ページはこちらです。
材料
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幅130cm以上の生地…1.5m
- バイアステープ(12mm幅・両折)…50cm程度
- ハトロン紙や模造紙などの大きな紙(型紙作りに使用)
大人用七分袖ブラウスの作り方
大人用七分袖ブラウスの作り方には、5つの工程があります。
- 型紙を用意する
- 生地を裁断する
- 衿ぐりにバイアステープを付ける
- 脇を縫う
- 袖と裾を縫う
初心者さんが不安に感じやすい、衿ぐりにバイアステープを付ける部分は写真を添えてポイントをまとめていますので、ぜひ一度ご覧になって作ってみてくださいね!
1.型紙を用意する
型紙を作る
上の図を参考に、紙に線を引いて型紙を作ります。まず、外側の大きな四角形(青い線の四角形)を書いて、わかる場所から点を取って線をつなげていきましょう。
線が引けたら、ハサミで切り取ります。「わ」でとる印(◎)を書いておきます。
2.生地を裁断する
生地を裁断する
生地の左右の耳同士を合わせて、中表に二つ折りします。生地を二つ折り出来たら、「わ」になっている部分を合わせて半分に折ります。四つ折りの状態になります。
生地を四つ折り出来たら、型紙と生地の「わ」の部分をそれぞれ合わせて、型紙を置き、裁断します。四つ折りがズレないよう、しっかり固定してくださいね。
裁断できました。
広げるとこんな状態になっています。
アイロン処理をする
生地の裏を上にして、袖の部分を1cm折ります。
先ほど折った部分を一度開き、アイロンでつけた線に生地端を合わせてもう一度折ります。約5mm折ることになります。
1度目に付けたアイロン線の通りに、生地を折ります。5mm→5mmの三つ折りの状態になります。もう片方の袖も同じように折ります。
裾の部分を1cm折ります。
もう一度1cm折ります。1cm→1cmの三つ折りになります。
3.衿ぐりにバイアステープを付ける(裏バイアス)
身頃の表を上にして置き、バイアステープを中表の状態にして、衿ぐりの生地端とテープの端を合わせて固定します。バイアステープの付け始めの端は1cmほど折っておきます。
バイアステープの内側のカーブは、テープが余ってナミナミしています。外周と内周では長さが違うためです。
このとき、バイアステープの内側のカーブと衿ぐりのカーブを合わせてしまうと、バイアステープの長さが足りなくなって、仕上がりがツレてしまうので気をつけてください。
バイアステープの折れ線の上をぐるっと一周縫います。
縫うときにバイアステープを引っ張ると、裏側に返したときに長さが合わなくなり、仕上がりがツレてしまいます。始めに合わせたカーブがズレないように縫ってください。
衿ぐりは顔の近くで、目立つ箇所なので、じっくり丁寧に縫います!
縫い上がった状態です。内側はナミナミしていますが、ミシンで縫ったラインにシワが入っていなければ大丈夫です。
身頃の裏を上にして置き、バイアステープを身頃の裏側に返します。
アイロンでおさえます。伸びてしまうのを防ぐために、アイロンは滑らせないようにします。 このとき、身頃の表側の生地が1mmほど見えるようにします。
バイアステープの端から1〜2mmを縫います。
縫えました!バイアステープは表側からは見えず、全て裏側に来ている状態です。
裏側の状態です。
4.脇を縫う
身頃の脇を合わせて固定し、縫い代1cmで縫います。アイロンで折っておいた部分は、開いた状態で固定し、縫います。
生地端が狭まっている方が裾、まっすぐな方が袖になります。
上の写真は、縫い代をカットした後の状態です。
カーブしている部分の縫い代を5mm位にカットし、縫い代にジグザグミシンをかけます。もう片方の脇も同じように縫います。
5. 袖と裾を縫う
袖を縫う
袖口をアイロンで折っておいた通りに、まち針で固定します。脇の縫い代は片側に倒してください。倒した方が後ろ身頃になります。反対側の袖も同じようにします。
固定できたら、内側の端から1〜2mmをミシンで縫います。このとき、一度身頃を表に返し、表側から縫う場所を覗き込むようなカタチにすると、余計な部分を縫い込みにくくなり、縫いやすいです。
裾を縫う
裾をアイロンで折っておいた通りにまち針で固定し、折った内側の端から1〜2mmをミシンで縫います。 脇の縫い代は後ろ側に倒してください。
裾が縫えたら、完成です!
ブラウスに使う生地選びについて
生地選びについて
このブラウスは、袖付けなしで、肩の縫い合わせもなく、とにかく簡単に作れるブラウスです。
作りが簡単で、シンプルなパターンなので、薄地で肌に沿う柔らかい生地がおすすめです。ハリのある生地だと、子どもの遊び着のようになってしまうと思います。
また、ドルマンスリーブなので、脇のゴワつきも気になると思います。
ドルマンスリーブは、腕が動かしづらい印象があったのですが、薄地で柔らかい生地を使うと、肩や腕周りのストレスを感じづらいです。
簡単に作れて、ストンと被って着られるラクな着心地のブラウスです!
薄地でハリの弱い生地で、作ってみてくださいね(^^)
生地による出来上がりの違い
同じパターンを使って、同じように作っても、生地が違うと出来上がりのシルエットも違います。
どちらの生地も薄地ですが、刺繍生地の方は、刺繍が入っている分、ナイロンウェザーよりもハリがあります。
そのため、刺繍生地の方は広がりが強く出て、袖はベルスリーブっぽく見えます。
ナイロンウェザーの方は、ストンと落ちてボリュームは控えめに見えます。
色んなパターンを縫いたくなりますが、同じパターンを色々な生地で何度も作る面白さもあります。「この質感の生地を使うと、仕上がりはこんな風に変わるかな?」とワクワクします!(…たまに失敗します。笑)
お気に入りのパターンがある方は、ぜひ色々な生地で何度も作ってみてくださいね!
今回使った生地

コットン 刺繍 ライト 生地 50cm単位 140cm幅 【商用可能】
使用した生地
591
商品番号 itc6359 ¥770税込
一般的に刺繍生地は甘めのデザインが多いですが、こちらは甘すぎないデザインがあります。刺繍の量も多く質感が良いので大人服におすすめです。ブロードより少し薄いくらいの厚みで透け感があります。水通しが必要です。独特の匂いがありましたが水通しで消えました!

コットンっぽい ナイロン ウェザー 50cm単位 146cm幅 【商用可能】
使用した生地
ブラック
商品番号 41178 ¥1,210税込
ナイロン100%ですが綿生地のような風合いがあり、マットなツヤ感があります。薄地で軽いのに高密度で透け感がなく、シワに強いです。 水通しは不要です。
参考動画
https://youtu.be/NHf0TzZxu3A
こちらの動画を参考に、七分袖のブラウスを作成しました!一部アレンジしています。動画の方も、ぜひ合わせてご覧ください。
洋服の身体の胴を覆う部分のことです。身頃のうち、前側を前身頃、後ろ側を後ろ身頃といいます。今回は前後同型のパターンです。