中綿を入れるのが大変な人のために作ったキルト裏地の話

秋冬のアウターで
「中綿入れたいな」と思っても、
そこで止まる人、多いと思う。
理由はだいたい同じ。
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中綿ずれる
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留めるの面倒
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縫ってるうちに厚みが暴れる
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そもそも扱いづらい
要するに、
中綿を“入れる工程”が大変。
だからこの裏地は、構造から違う
今回の裏地は、
「中綿をあとから入れる」前提じゃない。
中綿を、最初から滑りの良い薄い生地で
片面だけキルト加工してある。

これがポイント。
中綿・裏地・キルトが
最初から一体化してる。
だから、
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中綿がズレない
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留め作業いらない
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厚みが安定する
中綿作業で一番しんどいところを
ごっそり省いてる。

縫いやすい理由はここ
「中綿入りなのに縫いやすい」のは、
気合いとか慣れじゃない。
構造の問題。
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片面だけキルト
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もう片面は薄くて滑りのいい生地
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厚みが一定
だから家庭用ミシンでも
普通に縫える。
キルティングされているからテロテロの裏地よりハリがあって切りやすく、縫いやすい。
糸は60番、針は11号。
特別な設定も不要。
着たときの違いも、構造由来
中綿って聞くと
「重そう」って思うけど、

これは
軽いポリエステル綿 × 片面キルト。
だから重くならない。
むしろ軽い。
あと大事なのが、
表地にキルト感が出にくい。


片面だけだから、
表地に縫い目が響きにくい。
裏側は滑りのいい生地なので、
袖通しもスムーズ。
着るときに
「あ、ラク」ってなるやつ。


うちのおじいちゃんとおばあちゃんも
「これ軽くて楽やわあ。」
といってくれました。
半纏型紙×綿ポリダンガリーで作ったんだけどめちゃ似合ってる。

洗濯も気楽
これも作り方の違い。
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中綿はキルトで固定済み
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ポリエステル綿
だから
家庭用洗濯機で普通に洗える。
中綿が偏る心配も少ないし、
乾きも早い。
「作ったあと大変」にならない。
どんな人向けかというと
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中綿入れたことない
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中綿で一回失敗した
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できれば工程減らしたい
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でも暖かさは欲しい
こういう人向け。
コート、ジャケット、ベスト、子ども服。
表地も綿・綿ポリ・ウール・ファーまで幅広い。
まとめると
中綿が大変なのは、
中綿そのものじゃなくて
扱い方が大変だっただけ。
最初から
中綿を薄い滑りのいい生地で
片面キルトにしてあるから、
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縫いやすい
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軽い
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表に響かない
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洗える
この条件が成立する。
中綿を
「がんばって入れるもの」から
「普通に使える素材」にした裏地。
気になる人は、
一度商品ページを見てみてください。
「中綿入れは大変」って思ってた人ほど、
この構造を知ると納得すると思う。

