簡単に作れる、Vネックのジャンパースカートの作り方をご紹介します。作る生地や合わせるインナーを変えて、一年中楽しめるパターンです。
子供服サイズから大人服サイズまであるので、親子おそろいもできます。
子供90サイズです。
Aラインが可愛いシルエットです。
大人Mサイズです。
Aラインだけどすっきりしたシルエットです。
準備するもの
- ワンピース本体の生地…ここではジャカード花柄 綿ポリストレッチを使用しています。裏地無しなので、透けない生地を選んでください。
- 見返し用の生地…薄く肌当たりの良い生地を用意します。今回は日本のブロードを使用しています。ワンピース本体の生地が、厚くなく肌当たりが良ければ同じ生地でも大丈夫です。
- 接着芯(薄地用)…織物(布)タイプで薄いものを使ってください。ダンレーヌR111くらいがおすすめです。
- 型紙
- チャコペン
- チャコペーパー
今回使った生地

ジャカード花柄 綿ポリストレッチ 50cm単位 145cm幅 【商用可能】
商品番号 8283
ジャンパースカートの作り方
ジャンパースカートの作り方には7つの工程があります。
- 型紙を用意する
- 生地を裁断し、接着芯を貼る
- 前中心を縫い合わせる
- 肩を縫う
- 見返しをつける
- 後ろ中心を縫う
- 脇と裾を縫う
1.型紙を用意する
型紙をカットする
型紙を線の通りにカットします。前身頃、後ろ身頃、前見返しと後ろ見返しの全部で4パーツです。前身頃の縫い止まりの部分は、目打ち等で小さく穴をあけておきます。
2.生地を裁断し、接着芯を貼る
生地を裁断する(1の型入れ図のように裁断してください)
型紙(前身頃と後ろ身頃)の横幅に合わせて、生地を中表に二つ折りにします。このとき、生地の耳と折山が平行になるように折ってください。その折山と型紙の布目線が平行になるように、型紙を置き、裁断します。
裁断できたら、型紙を外さずにそのまま、合印(2〜3mm程の小さな切込み)を入れます。前後身頃ともに4か所です。
前身頃の縫い止まりの部分は、チャコペンで印をつけます。チャコペーパーを使うと、反対側も一緒に印を付けられます。
見返しを粗裁ちする
型紙よりふた回り大きく裁断した状態です。
見返しは、「わ」でとり、型紙よりふた回りほど大きく粗裁ちします。
型紙より一回り大きく裁断した状態です。
接着芯は一回り大きく粗裁ちします。
見返しに接着芯を貼る
生地の裏と接着芯のノリがついている面(ザラザラしている面)を向かい合わせにして重ねます。生地の裏側に接着芯が貼れるように、置きます。
あて布をして、アイロンで接着します。温度は中温程度にします。アイロンは滑らせず、ぎゅっと押さえるように当てます。
10〜20秒くらい当ててから、アイロンを少し移動させて再び押さえるように当てて…と繰り返して貼ります。
アイロンの温度が高すぎると、接着芯が縮んでしまったり、溶けてしまったりします。
一方、温度が低すぎるとしっかり接着できません。様子を見ながら調整してください。
接着芯を貼れたら、型紙を置いて見返しを裁断します。裁断できたら、型紙を外さずにそのまま、合印(小さな切込み)を入れます。
左右対称になるように、後ろ見返しの一方は、型紙を裏返して裁断します。
前見返しは、「わ」で裁断し、合印を入れます。
見返しの芯貼りと、裁断ができました!
前後見返しの下端にジグザグミシンをかけておきます。
3.前中心を縫う
前身頃を中表に重ねて、合印を合わせ、まち針やクリップで固定します。縫い代1cmで縫い止まりの位置まで、前中心を縫い合わせます。
縫い代は、2枚一緒にジグザグミシンをかけます。
ジグザグミシンがかけられたら、アイロンを当てて、縫い代を左側に倒します。
4.肩を縫う
身頃の肩を縫う
前身頃と後ろ身頃を中表に重ねて、左右の肩を合わせ、縫い代1.5cmで縫います。
縫い代を割ります。後で見返しを付けるので、ジグザグミシンは不要です。
見返しの肩を縫う
前後見返しを中表に重ね、肩を縫い代1.5cmで縫います。前身頃と同様に、縫い代は割ります。ジグザグミシンは不要です。
5.衿ぐりに見返しをつける
見返しの裏側(接着芯が貼ってある方)に、ガイドとなる縫い線をチャコペンで書いておきます。
身頃と見返しを中表に重ねます。まず、身頃の肩を縫った線と衿見返しを縫った線同士を合わせ、内側の生地端を固定します。
左右を合わせたら、身頃と見返しの内側の生地端を揃え、合印を合わせて衿ぐり全体を固定します。見返しに書いた縫い線のVの字の先と、身頃の縫い止まりが合うようにしてください(上の画像の赤丸部分です)。
身頃と見返しを合わせられたら、衿ぐりを縫い代1cmで縫います。
身頃と見返しの袖ぐりを中表に合わせて、縫い代1cmで縫います。縫い代は身頃側に倒します。
カーブしている部分に、ハサミで切り込みを入れます。Vネックの頂点に1つ(見返しだけ)、他は1.5〜2cmくらいの間隔(見返しと身頃両方)でぐるりと一周切り込みを入れます。
ミシンで縫ったラインまで切り込みを入れると、そこからほどけてしまうので気を付けてください。
肩の部分から前身頃を引き出して表に返し、アイロンで見返しをととのえます。このとき、裏側から身頃の表側の生地が裏側から1mmほど見えるようにします。
6.後ろ中心を縫う
身頃同士と見返し同士をそれぞれ中表に合わせ、後ろ中心を縫い代1cmで縫います。縫い代はジグザグミシンをかけ、左側に倒します。
7.脇と裾を縫う
脇を縫う
身頃同士と見返し同士をそれぞれ中表に合わせ、脇を揃えて固定し、縫い代1.5cmで縫います。反対側も同じように縫います。
縫い代にジグザグミシンをかけ、後ろ側に倒します。
裾を縫う
裾まわりに、ぐるっと一周ジグザグミシンをかけます。
身頃の裏側を上にして、端から1.5cmをアイロンで折ります。脇の縫い代は後ろ身頃側に倒します。
まち針で固定し、折った内側の端から1〜2mmをミシンで縫います。
見返しと身頃の脇同士を合わせて、表側から縫い止めます。袖ぐりの底の部分です。
完成です!
Aラインでゆったり着られる楽な着心地ですが、深めのVネックのおかげで着太りせずスッキリ見えるジャンパースカートです。
サイズ感について(着画)
(身長158cm、普段はMサイズ/9号を着ています。)
身長158cmの筆者が着ると、膝下15cmくらいのロング丈です。ハリのあるジャガード生地なので、しっかりしたAラインのシルエットが出ています。
後ろはこんな感じです。
ストンとしたAラインのワンピースです。
表にステッチが出ないよう、裾と見返し部分は手縫いでまつりました。
ステッチがないと、柔らかく綺麗めな印象になります。
ジャガード織りがリッチな雰囲気です。ツヤっとした感じのある黒です。
今回使用した花柄ジャガード生地は、縦によく伸びる生地です。ポリウレタンが6%入っていますが、横方向にはあまり伸びないので、タイトなパンツよりもスカートやワンピース向きの生地かな?と個人的に思います。ポリウレタンが入っていると、シワが付きづらいので、イージーケアなのが嬉しいです♪
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洋服の身体の胴を覆う部分のことです。身頃のうち、前側を前身頃、後ろ側を後ろ身頃といいます。