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記事: 枕カバーにおすすめの生地と、ファスナーなしのかんたんな作り方

エアースムースニット

枕カバーにおすすめの生地と、ファスナーなしのかんたんな作り方

顔に直接触れる枕カバーは、肌ざわり、吸水性、洗いやすさで選ぶと失敗しにくいです。おすすめ生地と、ファスナーなしの封筒式枕カバーの作り方をまとめました。

ダブルガーゼニット生地フライスニット作り方寝具枕カバー生地のマルイシ生地の選び方綿ポリ

生地のマルイシ、店長の石井です。

枕カバーを作るなら、どの生地がいいですか。そう聞かれたら、私はまず「どんな気持ちよさが好きですか」と聞きたいです。

枕カバーは服よりも、もっと生活用品に近いものです。毎晩、顔に当たります。汗も皮脂も受けます。こまめに洗います。だから、作品としてきれいに見えることより、使ったときに気持ちいいか、洗ったあとも扱いやすいかが大事です。

枕カバーに向いている生地の条件をまとめると、だいたいこのあたりです。

  • 顔に当たってチクチクしない
  • 汗を吸いやすい
  • 洗濯しやすく、乾きやすい
  • 厚すぎず、縫い代がごろつきにくい
  • カサカサ音がしにくい
  • 初心者さんでも縫いやすい

この条件で見ると、当店では大きく3つの方向でおすすめできます。

ふんわり肌ざわり重視なら、コットンダブルガーゼ

顔に直接触れるやわらかさをいちばん大事にするなら、まずおすすめしたいのは「とろける国産コットンダブルガーゼ」です。

[product:3250]

枕カバーに使いやすい、とろける国産コットンダブルガーゼ
ふんわり、やわらかい肌ざわりを重視する方に。

コットン100%のダブルガーゼは、汗を吸いやすく、ふんわりした肌あたりが魅力です。寝具らしいやさしさで選ぶなら、いちばん素直な選択だと思います。

ただし、コットン100%のガーゼは水通しをしてから裁断するのがおすすめです。完成後に洗うものなので、先に縮みを見ておくと安心です。

洗濯のラクさ重視なら、綿ポリダブルガーゼ

枕カバーは、気持ちよさと同じくらい「洗いやすさ」も大事です。こまめに洗いたい、乾きやすさやシワの少なさを重視したい方には、綿ポリダブルガーゼもおすすめです。

[product:tc3250]

綿ポリダブルガーゼは、コットン100%のダブルガーゼと比べると、肌ざわりのふんわり感では少し違いがあります。その代わり、水通し不要で扱いやすく、洗濯後のシワも気になりにくいのが強みです。

毎日使うものだから、多少の実用性を優先したい。洗い替えを何枚か作りたい。そういう方には、かなり現実的な選択です。

Tシャツみたいな気持ちよさなら、ニット生地

実は、枕カバーはニット生地で作っても気持ちいいです。

布帛の枕カバーは、さらっと整った感じがあります。一方でニットは、Tシャツのようにやわらかく伸びて、顔に当たったときのカサつきが少ない。今お使いの枕カバーがニットで気持ちいいなら、その感覚はかなり正しいと思います。

ニットで選ぶなら、まずはこちらです。

[product:7450]

枕カバーに使いやすいフライスニット
Tシャツのようなやわらかさが好きな方には、ニットの枕カバーもおすすめです。

フライスニットは、コットン100%でやわらかく伸びる生地です。Tシャツや肌着のような感覚が好きな方に向いています。枕カバーにすると、頬に当たったときにカサカサしにくく、やさしい使い心地になります。

もう少しふっくらした厚みがほしい方には、エアースムースニットも候補になります。

[product:7650]

エアースムースニットは、ふっくらとやわらかい中肉厚のニットです。ベビー基準検査済の生地なので、肌に近いものを作る時にも案内しやすいです。枕カバーとしては少し厚みが出るので、やわらかく包まれる感じが好きな方に向いています。

しっとり、なめらかな肌ざわりが好きな方には、レーヨンベア天竺も候補です。

[product:751761]

レーヨンベア天竺は、よく伸びて、肌着やインナーにも使いやすいしっとりした生地です。気持ちよさではかなり魅力があります。ただし、コットンではなくレーヨン混の生地で、定番品というより在庫状況を見ながら選ぶ生地です。枕カバーの主役として常にすすめるというより、「なめらか派の候補」として見るのがよさそうです。

迷ったら、こう選んでください

ふんわり、吸水、寝具らしいやさしさ

とろける国産コットンダブルガーゼ。水通ししてから作ると安心です。

洗濯後の扱いやすさ、乾きやすさ、シワの少なさ

綿ポリダブルガーゼ。洗い替えを何枚か作る方にも向いています。

Tシャツのようなやわらかさ、伸びる肌ざわり

フライスニット、エアースムースニット。ニット用針とニット用糸を使うと縫いやすいです。

ファスナーなしで作る、かんたんな枕カバー

ここでは、ファスナーを使わない封筒式の枕カバーを紹介します。出し入れ口の生地を重ねて、枕を包むタイプです。まっすぐ縫うだけなので、洗い替え用にも作りやすいです。

標準的な43cm×63cmの枕の場合

生地は、次のように裁ちます。

裁断サイズの目安

タテ:枕の高さ43cm + 縫い代2cm = 45cm

ヨコ:枕の横幅63cm × 2 + 重なり分15cm + 三つ折り分4cm = 145cm

枕に厚みがある場合や、出し入れ口を深く重ねたい場合は、重なり分を20cmくらいにしても大丈夫です。

用尺の目安

  • 110cm幅、120cm幅の生地:1.5mで2枚作りやすいです
  • 150cm幅のニット生地:1mで2枚取れる場合があります

150cm幅のニットは、裁断サイズのヨコ145cmを生地幅方向に取れる場合があります。生地端や裁断のゆとりを見たい方、枕が大きめの方は、少し余裕を持ってご注文ください。

作り方

  1. 水通しが必要な生地は、裁断前に水通しして乾かします。
  2. 枕のサイズに合わせて、生地を裁ちます。
  3. 左右の短い辺を三つ折りにして縫います。ここが出し入れ口になります。
  4. 生地を中表にして、枕の横幅分になるように折ります。
  5. 出し入れ口が15cmから20cmほど重なるように、反対側も折り重ねます。
  6. 上下の長い辺を、縫い代1cmでまっすぐ縫います。
  7. 縫い代をジグザグミシンかロックミシンで始末します。
  8. 重なり口から表に返して、角を整えたら完成です。

ニット生地で作る場合は、ニット用針とレジロンなどのニット用糸を使うと安心です。伸びやすい生地なので、引っ張りながら縫わず、布を自然に送るように縫ってください。

まずは洗い替えを2枚作るのがおすすめです

枕カバーは、作って終わりではなく、洗って使うものです。

1枚だけ作ると、洗濯中に使えない日があります。標準サイズなら、110cm幅のガーゼでも、150cm幅のニットでも、2枚作る用尺を考えると生地の無駄が出にくくなります。

肌ざわり重視ならコットンダブルガーゼ。お手入れ重視なら綿ポリダブルガーゼ。Tシャツのような気持ちよさが好きならニット。

枕カバーは小さなものですが、毎晩使います。自分の好きな肌ざわりで作ると、意外と生活の満足度が上がるものです。

何か作ったら @maruishi または #生地のマルイシ で教えてくださいね。

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