生地のマルイシ、店長の石井です。
今日は、これからマルイシのページをどうしていきたいか、少し熱っぽい話になるかもしれませんが、ちゃんと書いておきたいと思います。
生地屋の難しいところは、お客様が本当にいろいろだということです。
犬服を作る方がいます。バッグやポーチを作る方がいます。入園入学グッズを作る方、子ども服を作る方、大人服を作る方、ドール服を作る方、スタイや帽子やエプロンを作る方もいます。
同じ生地を見ても、作りたいものが違えば、見ているところがまったく違います。
生地は、できれば触って選ぶのがいちばんです
ネットショップしかない生地屋がこんなことを言うのも変かもしれませんが、生地は本当は、実際に触って選ぶのがいちばんだと思っています。
厚み、やわらかさ、ハリ感、肌ざわり、色の見え方。画面ではどうしても伝わりきらないことがあります。
近くに信頼できる手芸店や生地屋さんがある方は、ぜひ実際に見て、触って、選んでください。その方が間違いのない買い物ができることも多いと思います。
でも今は、近くの手芸店がなくなってしまった方もいます。昔は買いに行けたのに、今はどこで生地を選べばいいのかわからない。作りたいものはあるのに、どの生地を買えばいいのかわからない。
そういう方にとって、ネットショップの生地屋は、ただ商品を並べているだけでは足りないと思っています。
実際にいただいたメッセージです
こういう声をいただくと、初歩的に見えることも省略しすぎず、「作る人が本当に迷うところ」から書いていきたいとあらためて思います。
本当に知りたいのは、触り心地だけではない
ネットで生地を買うとき、色がわからない。厚みがわからない。肌ざわりがわからない。これはもちろんあります。
でも、その奥にある不安はたぶん、もう少し具体的です。
「この生地で、自分の作りたいものを作って大丈夫かな?」
ここだと思います。
犬服なら、厚すぎて動きにくくならないか。小さなパーツに柄が入るか。
バッグなら、頼りなくならないか。返し口や角が縫いにくくならないか。
子ども服なら、洗いやすいか。シワになりにくいか。肌に近いところで硬く感じないか。
ドール服なら、柄の大きさが合うか。小さなギャザーや細かいパーツに向くか。
同じ「おすすめ生地」でも、作るものによって、おすすめの理由は変わります。
全員に向けて書くと、ぼんやりしてしまう
生地屋として、できれば全員に満足してもらいたいです。
でも、犬服を作る方にも、バッグを作る方にも、大人服を作る方にも、ドール服を作る方にも、ひとつの文章で同じように伝えようとすると、どうしてもぼんやりします。
「いろいろ使えます」
これは間違いではないけれど、迷っている方の助けにはなりにくいです。
お客様が知りたいのは、「いろいろ使える」ではなく、「私が作りたいこれに向いているのか」です。
だから、これからは用途別に、もっと細かく、もっと具体的に、生地の選び方や作品例をまとめていきたいと思っています。
正直、かなり仕事量は多いです
ここは正直に言うと、かなり大変です。
犬服なら犬服のページ。バッグならバッグのページ。入園入学、子ども服、大人服、ドール服、エプロン、スタイ、帽子。作りたいものの数だけ、見方が変わります。
でも、たぶんこれをやることが、ネットショップの生地屋として一番大事なんじゃないかと思っています。
近くに手芸店がなくて困っている方が、画面の前で少しでも判断しやすくなるように。
「この生地なら、自分の作りたいものに合いそう」と思える材料を、ひとつずつ増やしていきます。
作品例は、次のお客様の道しるべになります
私たちが商品説明を書くことも大切ですが、お客様が実際に作ってくださった作品例は、もっと強い情報になることがあります。
同じ生地でも、服になるとこう見える。犬服になるとこう見える。バッグになるとこう見える。写真で見ると、言葉だけでは伝わらないことが見えてきます。
もし作品を見せていただけたら、今後の商品ページや用途別ページで、次に作る方への参考として活かしていきたいです。
生地選びは、ひとりで全部考えると難しいです。でも、いろんな方の作品が集まると、「こういう使い方もあるんだ」と選択肢が増えていきます。
作りたいものから、生地を探す
まだ十分ではありません。むしろ、ここからどんどん育てていくところです。
今ある作品例ページや生地選びの記事を、作りたいもの別にまとめました。気になる用途から見てみてください。
少しずつ、でもちゃんと増やしていきます
完璧なページを一気に作ることはできません。
でも、商品ページに作品例を足す。用途別ページを整える。生地の厚みやハリ感の説明を増やす。お客様の声から、次の人が迷いそうなところを拾う。
そういう地味なことを、これからコツコツ続けていきます。
近くに手芸店がなくても、作りたいものをあきらめなくていいように。
画面越しでも、生地を選ぶ判断材料がちゃんと届くように。
生地のマルイシは、そういうホームページにしていきたいと思っています。
何か作ったら @maruishi または #生地のマルイシ で教えてくださいね。